診療内容

白斑

このような症状です

  • 皮膚の色(メラニン)を作るメラノサイトという細胞が減少、消失することによっておこります。
  • 原因はまだはっきりとわかっておらず、過度のストレス、やけど、日焼け、刺激などによる自己免疫異常や抹消神経系の変化などが考えられます。
  • 尋常性白斑は、治りにくい皮膚の病気の一つと言われています。
    人にうつることはありません。

当院での治療方法

尋常性白斑-最近の進歩
原因がはっきりと解明されておりませんが、過度のストレス等が考えられます。最近では治療の場合、ナローバンドUVB紫外線治療などで行われます。

副作用も少なく、従来の内服薬治療や光線療法などに比べて高い効果を認めています。

白斑のQ&A

Q:白斑とはどういう疾患ですか?

A:境界のはっきりした完全脱色素斑のことです。木の葉状から地図のようになるものまで大きさはさまざまです。毛の部分ではその部分が白髪になることで気付かれることが多いです。 汎発型、限局型、神経の分布にそってみられる分節型の3つのタイプがあります。汎発型は全年齢層にみられ徐々に進行性です。分節型は若年発症することが多く、2割程度に自然軽快がみられます。

Q:白斑の原因は何でしょう?

A:メラニン色素をつくるメラノサイトの消失あるいは産生機能の停止によるものです。なぜ、それらがおこるかといいますとメラノサイトを破壊する自己抗体ができてしまうことが全身型や限局型ではわかっています。また神経末端とメラノサイトは接続していて神経からのたんぱく質がメラニン生成に関係することが最近あきらかになってきました。分節型ではこの接続部分の異常が考えられています。

Q:他の似た疾患とどう区別するのですか?

A:小児の乾燥性のはたけ、殿風菌の感染による脱色素斑、加齢による老人性白斑、先天性の脱色素性母斑、降圧剤による白斑黒皮症など脱色素斑の原因はたくさんあり治療法もことなります。
とくに限局性の場合、経過をみないと断言しにくい場合もあり、専門医の視診がいちばん精度が高いとおもいます。

Q:治療法はどのようなものがありますか?

A:現時点で根本療法と呼べるものは残念ながらないのですが以下の治療法を組み合わせて最低一年気長に続けることで改善は期待できます。ステロイドやビタミンDの内外用療法と紫外線治療が一般的ですが、  手足や罹患期間の長いものほど難治で皮膚移植術を考える場合もあります。

Q:最新の光線療法の種類、 特徴について教えて下さい。

A:ナローバンドUVBとエキシマランプの2種類があります。以前は、ソラレン内服後、A紫外線をあてるPUVA療法が主体でしたが、施行時注意する点が多く、膀胱がんのリスクもあり、長期間の照射には問題がありました。
しかし十年前ごろよりB紫外線のなかでも特に狭い範囲の領域を照射するナローバンドUVBが簡単で遜色ない効果が得られることがわかり普及してきました。
しかし、週2回で一年程度治療期間がかかる点が問題でした。 最近では、さらにパワーの強いエキシマランプにより軽度の副作用で限局、分節型ではより早い効果が実感できますので、患者さんには喜こばれています。
写真は週1―2回エキシマレーザーを使用した例ですが、照射しますと紅斑反応がみられ6週後には毛包一致性の色素が再生してきています。  ただ 四肢末端ではレーザー単独照射は反応が悪いので ビタミンD外用を併用するなどの効果が報告されている療法の検証をおこなっています。

白斑照射前〜エキシマレーザー照射後〜6週間後,の照射例

Q:難治部に最近用いられているメディカルメイクについて教えて下さい。

A:さきほど話しましたように治療期間がある程度かかりますので、その間の精神的QOLを考慮する必要があります。

最近は、ファンデーション量を調節することで光色補正効果でカバーしながら薄付きで自然な仕上がりの製品が開発されていて、特別な写真や面接時だけでも使用すれば精神的効果があります。
ただ練習が必要なため使い方の指導をうける必要があります。 当院付属のメディカルエステティックラボにて施術指導と販売をおこなっています。

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