乳幼児の湿疹
このような症状です
赤ちゃんの顔や身体にでる赤い湿疹を総称して乳児湿疹と呼びます。
食べこぼしの汚れや汗が原因で赤くカサカサになり、かゆみを伴うことがあるのが特徴的です。
代表的なのが乳児脂漏性湿疹です。だいたい生後2週間から1歳ぐらいまでの間に起こる湿疹で、
多くの赤ちゃんが乳児脂漏性湿疹にかかります。
多くの方は乳幼児にありがちな湿疹と思い病院に来るのが遅れるのですが、アトピー皮膚炎である可能性もあります。ご注意ください。
当院での治療方法
1. 食餌指導
乳幼児の湿疹・食物アレルギーの検査を行い、重症のアトピーに移行しないよう食餌指導を行っています。
2. より根本的な原因に迫る治療を行います。
食物アレルギーがない場合皮膚常在のマラセチア菌の関与が考えられています。その場合、菌の過剰増殖を抑える薬剤を併用します。
こんなことに気を付けましょう
湿疹は長引かせるといろいろな物質にアレルギーを持つ誘因となります。
できるだけ直に皮膚のバリア機能を整えましょう。